テスホールディングスは2日、連結子会社である合同会社熊本錦グリーンパワーが運用する木質バイオマス発電所「錦町2MW木質バイオマス発電所」が竣工し、発電事業を開
始したと発表した。

　同事業は、熊本県人吉・球磨地方と鹿児島県北部における未利用間伐材等を燃料として発電を行う100％国産材利用の木質バイオマス発電事業。年間発電量は約1,300万kWhとなり、CO2排出量は年間約5,700t削減できる見込み。

　発電した電気は全量を九州電力送配電（株）へ売電する。発電所に併設しているチップ工場で、地域から出る未利用間伐材等を木質チップ化し、これを燃料として発電を行うことで、未利用資源の有効活用につなげる。