京都グレインシステム、秋田県大仙市に進出
2025年6月24日
秋田県は18日、京都グレインシステム(京都府京都市)が大仙市太田町に進出すると発表した。
同社は、穀物由来のペットボトル飲料向け原料や焙煎技術を活用した食品原料を製造しており、麦茶用焙煎大麦や玄米茶用焙煎米、米飴、焙煎豆、きな粉、雑穀パフ、穀物パウダーなど自社製品の製造に加え、他社からの受託品の試作開発も行っている。
これまで北海道旭川市にあった旭川フードデザイン研究所は受託件数が増加し、製造拠点への事業拡大が必要となったため、秋田県大仙市に拠点を移し、東北地方の素材を活用した製品開発と受託加工品の試作を進める。秋田県の豊富な食品供給地としての優位性を評価し、同地への進出を決定した。
■ 新工場概要
所在地:秋田県大仙市太田町横沢字窪関南512-4(旧大仙市太田学校給食センター)
総投資額:約4000万円
用地面積:約3223m²
建物面積:約1089m²
事業内容:飲料・食品原料製造、試作開発・研究
従業員:操業時2名、将来13名
着工時期:2025年12月
操業開始時期:2026年4月1日