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HOLUS、ベトナムに食品加工の新工場建設

2024年3月12日

冷凍野菜や加工食品を販売するHOLUS(東京都渋谷区)は4日、ベトナム現地法人AGRIEX(アグリエックス)において大規模な新工場の建設を決定したと発表した。

 AGRIEX社では2022年に第1工場を竣工しており、生産する製品数は40種類以上、工場では300人以上の雇用を創出している。2023年3月には食品安全のマネジメントシステム FSSC22000認証を取得している。

 今回、顧客ニーズに応えるため、新たに第2工場・第3工場の建設を進めている。これにより生産量、品質の両面で大きく伸長すると期待されている。

 工場竣工後、全工場の生産キャパシティは1万トン/年超を想定しており、ベトナム最大規模の野菜加工工場となる見込み。機能面では「保管」「選別」「梱包」等の機能についても大幅に強化する予定で、厳しい品質基準への対応が可能となる。

 また、新工場には日本人のフレンチシェフが総料理長を務め、現地スタッフや地域住民への食育・調理研修を兼ねた社員食堂と社員の口腔ケアができる検診施設等を併設する計画。

■ 新工場概要

【第2工場】
所在地:第1工場敷地内
総敷地面積:約14000㎡
延床面積:約4000㎡
竣工予定:2024年夏

【第3工場】
所在地:第1・2工場と同一工業団地内
総敷地面積:約7800㎡
延床面積:約4500㎡
竣工予定:2024年夏

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