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日本通運、韓国の釜山グローバルロジスティクスセンターが竣工

2016年4月25日

 日本通運(東京都港区)は20日、韓国現地法人の韓国日本通運が4月15日に釜山新港熊東背後団地の自由貿易地域(FTZ)で釜山グローバルロジスティクスセンターの竣工式を行ったと発表した。

 釜山港はコンテナ取扱数量が世界第6位と東アジア有数の海運物流ハブ拠点で、特に中継貨物の取扱が45%と非常に高いという特徴がある。その為、韓国発着貨物の取扱だけでなく、輸出入貨物のハブ拠点としての運用が可能。

 同社はすでに釜山港で15,285㎡の倉庫を運用しているが、医薬品・繊維アパレルなど多様な顧客から多くの問い合わせを受けている。

 また、自動車、通販関連など既存事業の取扱数量も今後増加が見込まれており、その補完拠点としての運用も踏まえ、自社拠点の新設を決めた。今回の新倉庫の建設で、韓国日通の倉庫は10棟、59,627㎡となる。

■ 新倉庫概要

会社名:韓国日本通運(NIPPON EXPRESS KOREA CO., LTD.)
所在地:大韓民国慶尚南道昌原市鎭海区新港8路393
敷地面積:約33,738㎡
建屋面積:約18,680㎡
    :普通倉庫 13,564㎡
    :流通加工スペース 1,516㎡
    :定温倉庫(2~25℃) 380㎡
    :定温倉庫(10~25℃) 561㎡
    :危険品倉庫 192㎡
構造:鉄骨・鉄筋コンクリート造 3階
事務所:1,228㎡ 3階建て
主要設備:低床・高床ホーム、オーバーヘッド型天井クレーン2基(5t、10t)非常用発電機、太陽光発電装置
竣工:2016年4月15日

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