第一工業製薬、滋賀工場で生産能力増強
2025年5月16日
第一工業製薬は14日、リチウムイオン二次電池の需要増に対応するため、滋賀工場で負極用水系複合接着剤「エレクセルCRシリーズ」の生産能力を増強したと発表した。
同社はシリコン系活物質100%配合に適用可能な特長を持つ同材料の需要が急速に拡大すると見込み、生産能力を高めるための設備投資を進めていた。滋賀工場に中量生産設備が完成し、2025年5月から稼働を開始する。今後は段階的に約30億円の投資を行い、さらなる事業展開に向け供給体制の構築を進める方針で、顧客ニーズの拡大とリチウムイオン二次電池の発展に対応する。
■ 設備投資概要
所在地:滋賀県東近江市五個荘日吉町427(滋賀工場)
事業内容:負極用水系複合接着剤「エレクセルCRシリーズ」の製造
稼働開始:2025年5月