FSX、上野原工場の設備増強
2025年7月8日
おしぼりレンタル事業を展開するFSX(東京都国立市)は4日、化粧品区分のおしぼり「VB-COSME-おしぼり」の需要増に対応するため、上野原工場の平型ポケットおしぼり加工機を増設し、生産能力を月間430万枚に増強したと発表した。
合わせて、国立市の本社工場も化粧品おしぼり製造工場として稼働を開始。同社の月間生産能力は従来の330万本から最大860万本に拡大する。
同社は2023年11月に「VB-COSME-おしぼり」を発売し、直近3ヶ月(2025年4月~6月)の出荷本数は1,021万本と前年同期比で約133%増となった。
また、同製品が化粧品区分となったことで、海外輸出も可能となり、2024年9月からアメリカで販売を開始し、これまでに約15万本を輸出している。
今回の設備増強は「AROMA Premium」シリーズを中心としたポケットおしぼりの需要増に対応するもので、上野原工場では加工機を2台増設し、合計4台とした。国内外での需要増を見込み、今年度中にさらなる設備導入を計画している。
■ 設備投資概要
所在地:山梨県上野原市鶴島799-1(上野原工場)
事業内容:化粧品区分のおしぼりの製造
生産能力:月間430万枚
増設設備:平型ポケットおしぼり加工機