レンゴー、ドイツで新工場本格稼働
2025年12月5日
レンゴーは11月27日、連結子会社トライウォール社の子会社であるトライコー社が、ドイツ西部ノルトライン=ヴェストファーレン州で建設を進めていた重量物段ボールの新工場を本格稼働させたと発表した。
トライコー社は欧州での重量物包装需要の増加に対応するため、生産能力と供給体制の強化を進めていた。新工場は自動化を推進した貼合工場で、全自動の構内輸送システムや自動倉庫2棟など、ドイツの先端技術を導入した設備を備える。太陽光発電設備とコジェネレーションシステムも設置し、環境負荷の低減とエネルギー源の多様化を図る。
周辺自治体は新工場による雇用創出や人材育成を通じた地域経済への波及効果を見込んでおり、トライコー社は200人以上の雇用を計画する。
新工場稼働により欧州での供給体制を拡充し、多様な包装ニーズへの対応を強化するとともに、レンゴーグループのグローバルな重量物包装事業の拡大を進める。
■ 新工場概要
所在地:Altslavanien 11, 47574 Goch, Germany
敷地面積:約166,000m²
延床面積:約54,000m²
建築面積:44,000m²
事業内容:重量物段ボールシート、ケースの製造・販売
稼働開始日:2025年7月15日
