白石中央研究所、兵庫県尼崎市に新研究棟
2025年10月23日
白石中央研究所は21日、尼崎事務所敷地内に新研究棟を建設したと発表した。
同社は研究体制強化のため、尼崎事務所敷地内に新研究棟を建設し、2025年5月に竣工した。1975年の設立以来、白石グループの研究開発を担ってきた同社は、蓄積した技術や知見を次世代へ継承し、高度な研究環境を整備する必要性から新研究棟建設を進めた。旧棟と同一敷地内での建設により、研究活動を継続しながら新設備への段階的移行を実現した。
新研究棟は「使う」と「見せる」を両立した開かれたデザインの実験スペースを備え、研究員が自由に活動できる環境と、顧客が実際に評価できる場を提供している。同社はグループ各社と連携し、炭酸カルシウムなどの化学素材を中心とした基礎研究から応用開発まで幅広く展開しており、新研究棟の完成により、研究活動の効率化と高度化を図る。
今後は、取引先や研究機関、行政、地域社会との連携を進め、国内外の研究ネットワークを強化し、最先端の技術を取り入れながら、同社の研究成果を世界へ発信する拠点として機能させる計画。
■ 新研究棟概要
名称:(株)白石中央研究所
所在地:兵庫県尼崎市元浜町4丁目78番地
延床面積:約1500㎡
構造:鉄骨造2階建
主な設備:分析・各種応用評価装置、試作ライン、ミーティングルーム
竣工:2025年5月
お披露目式:2025年10月開催