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レノバ、島根県安来市に2MW蓄電所建設

2025年12月11日

レノバは12月1日、島根県安来市で設備容量2MWの市場販売型蓄電所の投資を決定したと発表した。

 同社は太陽光やバイオマス、風力による再生可能エネルギー発電事業を拡大しており、2022年から蓄電事業の開発を推進。運転中と建設中(着工前を含む)の蓄電所の合計設備容量は260MW規模に達している。

 今回の投資は、蓄電所の運営戦略立案と実施機能を内製化し、電力市場での最適運用ノウハウを蓄積することが目的となる。今期中(2026年3月期)に投資意思決定を予定する約100MW級の市場販売型蓄電所2カ所など、大型案件の長期的な収益最大化につなげる。

 安来蓄電所はレノバが事業主体となり、島根県安来市に建設する。設備容量は2MWで、2026年1月中に着工し、同年4月中に運転開始する計画。

■ 蓄電所概要

蓄電所名:安来蓄電所
建設予定地:島根県安来市
事業主体:(株)レノバ
設備容量:2MW
着工予定:2026年1月中
運転開始予定:2026年4月中

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