工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

東洋水産、197億円を投じた関西工場、物流センターが竣工

2016年8月15日

 マルちゃんブランドの即席めんを製造販売する東洋水産(東京都港区)は9日、2015年8月より兵庫県神戸市西区に建設中の「関西工場」、「関西物流センター」が8月に竣工すると発表した。

 関西工場は最新鋭の設備を導入した、同社の西日本における最大規模の即席めん製造工場であり、東洋水産グループの西の基幹工場として、安全安心な製品を供給する。

 関西物流センターは、関西工場の製品だけでなく他工場の製品の集約、配送も行い、西日本地区をカバーする。

 また、施設の竣工により、神戸市東灘区にある現在の神戸工場での即席麺生産を終了する予定。

■ 新工場概要

所在地:兵庫県神戸市西区見津が丘6-8
総投資額:約197億円
敷地面積:62,500㎡
延床面積:42,000㎡
構造:鉄骨造3階建て
生産品目:赤いきつねうどん・昔ながらのソース焼そば・カレーうどん他
設置ライン:即席麺類 合計4ライン(カップ麺、袋麺)
製品供給地域:西日本全域
設備の特長:大型の直線ラインによる省力設備
     :衛生と品質管理を重視した最新の設備
     :空調の集中管理システムの導入
     :資材自動倉庫設置による原材料管理体制の集約と効率化
     :断熱性が高い環境配慮型の建屋構造
着工:2015年8月
竣工:2016年8月

このエントリーをはてなブックマークに追加