工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

UACJ、米国・ケンタッキー州で自動車パネル用アルミニウム材製造・販売会社の開業式

2016年9月21日

 アルミニウム圧延メーカーのUACJ(東京都千代田区)は15日、欧州のConstellium N.V.社(以下:コンステリウム)の合弁会社であるConstellium-UACJ ABS LLC(以下:CUA)は、9月14日に開業式を行ったと発表した。

 今回、ケンタッキー州ボーリンググリーンにて新工場を稼働させ、北米の各自動車メーカーへ自動車パネル用アルミニウム材の供給を開始した。

 同工場は、敷地面積20,900㎡、年間生産能力は10万トン。最新鋭の製造設備と最先端の製造技術を保有しており、自動車用パネル材、自動車用構造材といったさまざまな自動車用アルミニウム材を供給する。新工場は、順次顧客からの認証を受けており、今後約2年でフル生産となる計画。

■ 新工場概要

会社名:Constellium-UACJ ABS LLC
所在地:米国・ケンタッキー州ボーリンググリーン
敷地面積:20,900㎡
生産品目:自動車パネル用アルミニウム材
生産能力:10万トン/年
設備内容:仕上げ連続熱処理および表面処理ライン
稼働開始:2016年9月

このエントリーをはてなブックマークに追加