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三菱マテリアル、インドネシアに第二新工場/37億円を投資

2015年10月8日

 三菱マテリアル(本社:東京都千代田区)は7日、37億円を投じて、インドネシア共和国西ジャワ州ブカシ県にある超硬工具製造拠点PT.MMC Metal Fabrication(MMF社)の第二工場を移転・新設すると発表した。

 同社によると、MMF社が培ってきた製造ノウハウ、成長著しいASEAN諸国市場におけるローカルサービス強化、製造拠点分散によるリスク低減などを勘案し、製造体制拡充を決定したという。

 今回の移転によりソリッドエンドミルの製造能力を年産74万本(現在の約2倍)に増強するとともに、年産12万本規模のソリッドドリル製造ラインを新設する。

 また、同日に約4億円を投じ岐阜製作所に最新鋭ドリル製造設備を導入すると発表した。MMF社の能力増強にあわせ、岐阜製作所に最新鋭の設備を導入する。今後MMF社は汎用製品に、岐阜製作所、明石製作所はそれぞれ超硬ソリッドドリルと超硬ソリッドエンドミルのマザー工場として難削材向けをはじめとした高付加価値製品に注力する。

■ 新工場概要

所在地:インドネシア共和国西ジャワ州ブカシ県MM2100工業団地
投資額:約37億円
敷地面積:15,150㎡
延床面積:10,200㎡
事業内容:超硬ソリッドエンドミル、超硬ソリッドドリルの製造
生産能力:ソリッドエンドミル 74万本/年、ソリッドドリル 12万本/年
従業員数:約130名(比2015年8月末時点+約90名)
稼働開始予定:2016年10月頃

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