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アイシン化工、タイに新工場/17年6月の生産開始

2015年10月23日

 自動車用化成品・摩擦材・樹脂部品の製造を行うアイシン化工(愛知県豊田市)は22日、タイの生産拠点であるアイシン ケミカル タイランド(ACT)にて新たに摩擦材事業の拡大を図るため、新工場を建設すると発表した。

 アセアン地域におけるオートマチックトランスミッション用湿式摩擦材の需要拡大が予想され、ACTの敷地内に湿式摩擦材工場を建設し、現地供給体制を整備・拡大することで更なる売上拡大を図る。

 現在、ACTではディスクブレーキパッド・化成品・樹脂部品の生産を行っているが、今回の事業拡大によりACTとして4品目の生産を行う事となる。また、湿式摩擦材の生産拠点としては日本、アメリカ、中国に続く第4の拠点となるという。

 投資額は14.9億円、延床面積5,120㎡の平屋建ての新工場でオートマチックトランスミッション用湿式摩擦材を生産。2016年6月竣工、2017年6月より生産開始を予定する。

■ 新工場概要

所在地:タイ国ラヨーン県ロジャナ工業団地
投資額:14.9億円(建物など)
延床面積:5,120㎡
構造:平屋建て
生産内容:オートマチックトランスミッション用湿式摩擦材
竣工予定:2016年6月
生産開始予定:2017年6月

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