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内外トランスライン、韓国に新物流倉庫/16年10月の事業開始

2015年12月24日

 国際貨物輸送事業などを行う内外トランスライン(大阪市中央区)は22日、韓国企業の銀山海運航空との合弁会社である内外銀山ロジスティクスの新物流倉庫を着工したと発表した。

 今回の物流倉庫の建設は、同社グループが現在、インドなど海外で手がけている海外倉庫ビジネスを発展させ、将来的に貨物輸送事業と並ぶ新たな柱へと育てていくことを目的として新設する。

 新物流倉庫は、約17,600㎡(5,330坪)の一般倉庫のほか15℃から25℃の範囲で設定可能な定温倉庫と化学品や危険物等の保管・取扱いができる危険物倉庫を装備した多機能倉庫となっている。

 今後は、北東アジアのハブ港として世界有数のコンテナ扱い量を誇る釜山新港の背後に位置する立地の優位性を活用し、同社グループ物流サービスの拠点として顧客へより高次元の輸送サービスを提供していくとしている。

■ 新物流倉庫概要

倉庫名称:内外釜山倉庫
所在地:大韓民国慶尚南道昌原市鎮海区釜山新港熊東地区内
土地面積:約33,000㎡(約10,000 坪)
一般倉庫面積:約17,600㎡(5,330坪)【低床、高床】
野外野積場面積:約13,200㎡(4,000坪)
その他:他に定温倉庫及び危険品倉庫完備
   :自由貿易地域(FTZ)指定区域であり、法人税等の税制優遇措置を申請中
着工:2015年12月
竣工予定:2016年9月
事業開始予定:2016年10月

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