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アークレイ、フィリピンの検査機器工場・物流棟が竣工

2016年1月26日

 医療機器メーカーのアークレイ(京都府京都市)は21日、フィリピン共和国・バタンガス州の生産工場「ARKRAY Industry, Inc.」で、昨年2月から建設を進めていた検査機器工場・物流棟が完成し、1月21日に竣工式を行ったと発表した。

 フィリピンの生産拠点「ARKRAY Industry, Inc.」は11年9月の操業以来、尿検査試薬をはじめとする体外診断用医薬品を生産している。

 今回、検査機器・体外診断用医薬品の一貫生産・出荷体制の確立により、今後同社グループの基幹工場としての役割を強化し、グローバル市場の需要拡大に対応する。

 16年4月より、糖尿病検査機器、尿検査機器の生産・出荷を開始。また、生産受託事業を開始することで、事業拡大を図るとしている。

■ 新工場概要

会社名:ARKRAY Industry, Inc.
所在地:Lot 22 Phase 1A, First Philippine Industrial Park, Brgy. Sta. Anastacia, Sto. Tomas, Batangas 4234, PHILIPPINES
(フィリピン共和国バタンガス州セントトーマス)
建屋面積:約5,000㎡
主な生産品目:臨床検査機器(主に糖尿病検査、尿検査用検査機器など)
竣工:2016年1月
生産開始予定:2016年4月

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