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参天製薬、蘇州市に点眼薬の新工場

2021年4月23日

 参天製薬は22日、中国・蘇州市に新工場を建設すると発表した。

 近年、世界的な人口増加と高齢化や、ライフスタイルの変化により、目の疾患はますます増えることが予想されており、治療ニーズの高まりが見込まれている。

 新工場は、中国事業における製品安定供給に向けた生産能力の確保を目的としており、管理棟1棟、試験棟1棟、倉庫1棟、生産棟2棟、エネルギー棟1棟を建設する。

 同工場の稼働により、医療用点眼薬の生産能力は大幅に増強され、中国で顕在化している需要増に対応する。

 また、今後見込まれる市場成長に対し、早期にキャパシティを構築することで、グローバルでの競争優位を確立し、さらなる事業成長に繋げる。

■ 新工場概要

所在地:中国・江蘇省蘇州市工業園区内
延床面積:126,000㎡
建屋:管理棟1棟、試験棟1棟、倉庫1棟、生産棟2棟、エネルギー棟1棟
事業内容:点眼薬の製造
生産ライン:最大20ライン
生産能力:約8.4億本/年(5mL換算)
稼働開始:2025年より順次

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