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昭和産業、船橋プレミックス第2工場が稼働

2022年7月1日

 昭和産業は6月29日、船橋工場内に建設した「船橋プレミックス第2工場」が稼働を開始したと発表した。

 今回、変化する顧客ニーズや要望に対し、製品の「設計開発」と「形態・荷姿」の両面から迅速な対応が必要と判断し、プレミックス事業を強化させるための基幹工場として新工場の建設を決定した。

 新工場は、小袋製品の生産に特化した工場。家庭用をはじめ、今後業務用においても、店舗におけるスペースや作業オペレーション上、数百g~2kgの小袋製品の需要が高まると考え、各種製品を効率的に生産するための体制を整える。

 小袋製品の生産能力は、主に人の手によって作業していた前設備に比べ約2倍となる年間約28,000t。今後顕在化してくる労働力不足への対応や価格競争力の確保に向け、最新の自動化設備やIoT活用により、高い生産性と省人化、生産リードタイムの短縮を実現する。隣接するRD&Eセンター(2016年開設)と連携し、研究・開発・生産技術一体となる生産体制を構築する。

 また、見学エリア(見学通路、調理スペース)を設置し、工場見学や食育活動などを通じた地域社会との共存にも取り組む。

■ 新工場概要

名称:船橋プレミックス第2工場
所在地:千葉県船橋市日の出2-20-2
総投資額:62億円
延床面積:約11,000㎡
構造:鉄骨造5階建
事業内容:プレミックスの製造・包装
主な製造品目:ホットケーキミックス、お好み焼粉、たこ焼粉、天ぷら粉等
包装設備:9ライン
生産能力:約28,000t/年
着工:2020年7月
竣工・稼働開始:2022年6月

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