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大阪ソーダ、松山工場でシリカゲル製造設備増設

2023年2月3日

 大阪ソーダは1日、松山工場(愛媛県松山市) 内に医薬品精製材料用途で需要が拡大している液体クロマトグラフィー用シリカゲル製造設備を新設すると発表した。

 ヘルスケア事業の主力製品である液体クロマトグラフィー用シリカゲルは、医薬品等の分析や精製工程に使用されており、世界的な人口増加や健康長寿の推進により糖尿病治療薬の精製用途で需要拡大が顕著となっている。

 こうした背景から、同社は今後の事業拡大を見据え、約30億円投じて新たな製造拠点の開設を決定した。完成は2024年内を予定している。

 また、現在同製品の生産を行っている尼崎工場との製造拠点の分散化を図ることで、安定供給体制の強化を図る。

■ 設備投資概要

所在地:愛媛県松山市北吉田町77(松山工場)
投資額:約30億円
事業内容:液体クロマトグラフィー用シリカゲルの製造
完成予定:2024年内

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