木環の杜、いわき市の新製材工場稼働
2026年3月26日
住友林業は3月24日、福島県いわき市のグループ会社工場「木環の杜 四倉工場」が操業を開始したと発表した。
新工場は、いわき四倉中核工業団地内に新設した製材・木材加工拠点で、輸入材使用比率の高い住宅部材について国産材を積極的に活用する。特に国産材比率が低いディメンション材の国産材化を推進する。国内の新設住宅着工数が減少傾向にあるなかで、国産材の使用比率を高め国産原木の需要量を一定量保ち、ウッドショックの様な外的要因に左右されない安定供給体制を構築する。
また、住友林業と大東建託は2025年2月の業務提携の一環で、大東建託が木環の杜に出資しており、同工場で製造したディメンション材の一部を関東・東北エリアの物件向けに供給する計画。
工場では、スギの中大径木を主体とした国産材を使用する。主にツーバイフォー住宅向けの構造用製材(ディメンション材)を生産し、原木受け入れから乾燥・加工、チップ・おが粉処理まで一貫生産体制を整えた。3Dスキャナーや全自動製材ラインなど最新設備を導入し、効率的な生産を行う。主要原料は福島県産材とし、周辺の原木需給に配慮しながら段階的に集材量を増やし、年間原木投入量11万m³を目指す。
