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日本毛織、インドネシアで生産設備増強

2023年7月4日

日本毛織は6月30日、海外生産拠点の一つであるPT. FUJIKO INDONESIA(以下:フジコーインドネシア)が不織布製造設備の増設投資を行うと発表した。

 フジコーインドネシアは2013年の設立以来、大手取引先向けに不織布を製造しているが、現在、生産能力の問題により取引先からの要請に一部対応できず、また今後一定の需要増が見込まれている。

 今回、現在の第1ラインに加え、より生産性の高い第2ラインの増設を決定した。増設する不織布製造設備は、既に導入実績があり円滑な立ち上げが可能なことに加え、現在の第1ラインに対して25%の生産性向上が期待されている。同時に、照明のLED化や集塵装置の強化等、環境にやさしい施設へと整備を行う予定。

■ 設備投資概要

導入場所:PT. FUJIKO INDONESIA(Jl.jababeka V Blok I/3 Kawasan Industri Jababeka Desa Harja Mekar Kec.Cikarang Utara Kab. Bekasi-17530 Indonesia)
投資額:約9億円
導入設備:不織布製造設備
最大生産能力:約2,500t/年(既存ラインを含む)
本格稼働予定:2025年3月

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