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保土谷化学工業、韓国で生産設備増強

2023年12月4日

保土谷化学工業は11月30日、韓国グループ会社のSFC CO., LTD.が、バイオ事業における研究開発・生産の新拠点Bio Park(忠清北道清州市)を新設したと発表した。

 今回、安定成長が見込まれる診断キット用材料の需要取り込みに加え、次世代医薬品である核酸医薬原料向けオリゴ核酸への参入を図る。

 また、2023年4月に連結対象となった韓国のREXCEL CO., LTD.では、高度な精製技術による有機EL材料の生産拡大と半導体材料への応用展開に向けて、2024年初めに既存工場の設備能力を2倍に増強する。

 設備増強は、グループ全体の有機EL材料の販売増に伴う増産体制の整備に加え、有機EL事業で培った高純度かつ効率的な精製が可能な独自技術を活かし、半導体材料分野への進出を狙いとしている。今後は更に、国内外における事業機会の拡大に向けた取り組みを加速させる。

■ 設備投資概要

【SFC CO., LTD.】
名称:Bio Park
所在地:忠清北道清州市
事業内容:診断用オリゴ製品の製造

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