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アキレス、滋賀第二工場に新生産ライン増設

2024年2月7日

アキレスは1月31日、環境負荷低減に配慮した軟質ポリウレタンフォームの新たな生産ラインを、滋賀第二工場に増設したと発表した。

 同社は産業資材から生活用品まで多様な用途に対応するため、通気性・反発性・低帯電・難燃性などの機能・特長を付加した軟質ポリウレタンフォームを開発・販売している。近年、SDGsの実現へ向けた取り組みの進展に伴い、発泡剤に産業から排出する液化炭酸ガス等を再利用したリサイクル液化炭酸ガスを使用してCO2やVOC(揮発性有機化合物の総称)の排出量削減を実現した「CRIINFOAM」(クリーンフォーム)などの環境対応フォームを開発し展開している。

 今回増設した滋賀第二工場の新生産ラインは、同様のリサイクル液化炭酸ガス等を発泡剤に使用し、地球温暖化に配慮した生産システムを採用している。VOCについても、新ラインの稼働により、滋賀第二工場の軟質ポリウレタンフォーム生産に関わる使用量を削減できる。

 同社は環境に配慮した生産システムの開発・運用を進めることで、環境対応フォームの生産に注力していく。今回の生産ライン増設によりCRIINFOAMの販売を全国に展開する計画。

■ 設備投資概要

所在地:滋賀県犬上郡豊郷町安食西1(滋賀第二工場)
生産品目:軟質ポリウレタンフォーム
竣工式:2024年1月16日
生産・販売開始:2024年2月上旬

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