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アステラス製薬、高岡工場で医薬品の生産終了

2024年6月4日

アステラス製薬は5月31日、2025年度末で高岡工場における医薬品の生産活動を終了すると発表した。

 高岡工場は、アステラス製薬の医薬品の原薬製造と製剤化を行う工場の一つとして、旧藤沢薬品工業時代からさまざまな医薬品の生産を担ってきた。アステラス製薬が目指す、グローバルでの安定供給体制の構築と高岡工場の老朽化などに鑑み、高岡工場における医薬品生産活動の終了を決定した。

 現在、高岡工場で生産している医薬品については、他の生産工場へ移管するため、今回の生産活動終了に伴う医薬品の安定供給への影響はないとしている。また、高岡工場に勤務するアステラス製薬の正社員は、2026年3月末までに随時、他事業場に異動し、雇用を継続する方針。

■ 生産終了概要

所在地:富山県高岡市戸出栄町30(高岡工場)
生産終了品目:医薬品
生産終了予定:2025年度末

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