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日本ケミコン、宮城県大崎市の新工場竣工

2024年10月1日

日本ケミコンは9月30日、子会社のケミコン東日本の宮城工場敷地内に新製造棟が竣工したと発表した。

 新製造棟で生産するハイブリッドコンデンサは、低いESR特性や安定した温度特性、高い耐熱性、長寿命を特徴とするアルミ電解コンデンサ。自動車の電子化・電動化の進展に伴い、採用が急拡大しているほか、通信基地局やAIサーバーへの需要も増加すると見込まれ、同社は国内2拠点での生産に加えて、台湾での生産を2023年4月に開始し、その後も生産ラインの増設を進めていた。

 新製造棟の稼働により、2028年度までに月産1億個に生産能力を倍増させる計画で、最新の自動化技術とIoT技術を活用したスマートファクトリーとして稼働させる。

■ 新工場概要

所在地:宮城県大崎市田尻沼部加良屋敷100−1(ケミコン東日本 宮城工場)
総工費:約50億円(建屋部分のみ)
延べ床面積:11,930㎡
構造:2階建て
着工:2023年6月
竣工:2024年6月
出荷予定:2024年11月

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