シチズンマシナリー、ドイツ子会社の新本社建設
2025年9月25日
シチズンマシナリーは22日、ドイツ販売子会社Citizen Machinery Europe GmbHの新本社をオストフィルデルン市に建設すると発表した。
既存本社は1992年に買収した旧Boley社工場を改装して使用していたが、老朽化とスペース不足が課題となっていたことから、新本社を建設して欧州事業拡大とサービス体制強化を図る。延床面積を従来の2倍となる5,900㎡に拡張し、ショールームとパーツセンターを統合する。総投資額は約40億円で、欧州全域の販売とサービスを担う中核拠点として位置付ける。
新本社はシュトゥットガルト空港から車で約10分と交通利便性に優れ、東欧市場を含む広域対応が可能となる。また、ソーラーパネル設置や敷地内緑化など環境対応も導入する。機能面では、大型Miyano機を含むデモ機を20台常設するショールーム、自動化装置やDX対応の開発を行うエンジニアリング部門、さらに欧州全域向けに迅速な供給を可能とするパーツセンターを整備し、販売とアフターサービスの強化を図る。
■ 新本社概要
所在地:Maria-Telkes-Strasse 4, 73760 Ostfildern *シュトゥットガルト市近郊
投資金額:約40億円
敷地面積:8,776㎡
延床面積:5,900㎡(予定)/地上2階建
竣工予定:2026年10月