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岐阜プラスチック工業、インディアナ新工場が竣工

2025年9月26日

岐阜プラスチック工業は22日、米国子会社RISU AMERICA, INC.がインディアナ州シェルビービルで建設していた新工場の竣工式を行ったと発表した。

 今回、北米で拡大する物流資材需要に対応するため初の海外製造拠点として新工場を設立した。新工場は2024年4月に着工し、予定通り2025年9月に完成した。敷地面積は約11万7,359㎡、建屋面積は約7,857㎡となる。生産品目はプラスチック製パレットで、将来的な製品ライン拡大を想定しており、投資額は6年間で約6,000万ドル(約95億円)に達する。土地の選定にあたってはJETROの支援サービスを活用した。

 操業開始時は21名体制で、そのうち13名は日本からの派遣技術者が担い、日本品質のものづくりを導入する。中長期的には約40名規模へ拡大し、半数を現地採用とする計画。また広大な敷地を活用し需要拡大に応じた生産能力の拡張が可能な設計となっている。さらにリサイクル材の活用技術を活かし、環境負荷の低減を実現した持続可能な製品を北米市場に供給していく。

■ 新工場概要

所在地:インディアナ州シェルビービル
投資額:6年間で約6,000万ドル(約95億円)
敷地面積:約117,359㎡(約29エーカー)35,500坪
建屋面積:約7,857㎡(約1.94エーカー)2,378坪
生産品目:プラスチック製パレット(将来的に製品ライン拡大予定)
着工:2024年4月
完成:2025年9月

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