出光興産、廃プラ油化設備が完工
2026年1月27日
出光興産は1月19日、子会社のケミカルリサイクル・ジャパンが千葉県市原市で建設を進めていた市原事業所と油化ケミカルリサイクル設備、前処理設備が完工したと発表した。
家庭や企業から排出される使用済みプラスチックの資源循環需要が高まる中、出光興産は廃プラスチックを資源と捉え、ケミカルリサイクル事業を推進してきた。
市原事業所は出光興産千葉事業所に隣接して立地し、使用済みプラスチックの処理能力は年間2万トン。触媒を用いた接触分解システムによる独自の油化技術を採用し、回収した使用済みプラスチックから軽質原油に相当するCR油を生産する。
生産したCR油は、出光興産グループの製油所や事業所における石油精製装置、石油化学装置の原料として使用し、マスバランス方式を適用した「ケミカルリサイクル化学品」などへの再資源化を行う。今後は、各設備の試運転を行い、商業運転開始に向けた準備を進める。
■ 新工場概要
名称:市原事業所
所在地:千葉県市原市(千葉事業所 隣接地)
事業内容:回収した使用済みプラスチックから軽質原油に相当するCR油を生産
処理能力:年間2万トン(使用済みプラスチック)
商業運転開始予定:2026年4月
