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田淵電機、タイの新工場が完成/本格稼働を開始

2015年9月16日

 電源ユニットやトランス、インバータ等を製造する田淵電機(本社:大阪府大阪市)は14日、タイ国田淵電機内で進めていた新工場の建設工事が完了し、本格稼働による製品出荷を開始したと発表した。

 同社は、太陽光発電の普及拡大に伴うパワーコンディショナの需要増に対応するため、タイ国田淵電機の敷地内に新工場を建設していた。

 今回の増設の狙いは、パワーエレクトロニクス事業ブランド「EneTelus」(エネテラス)製品の生産能力を高め、効率的な生産基盤を構築することにある。生産ラインの配置改善や新機器の投入により、製造従事者一人あたりの生産性を高めた。今後も需要動向を見据え、生産ラインの拡充を検討している。

■ 新工場概要

会社名:Thai Tabuchi Electric Co., Ltd.
所在地:88 Moo 5 Bangna-Trad Highway, Tambol Bangsamuk,Amphur Bangpakong,Chachoengsao 24130, Thailand
投資額:12.8百万USドル(約15.5億円)
敷地面積:約6,400㎡
生産品目:パワーコンディショナ、エアコン用リアクタ、各種電気機器用トランスほか
操業開始:2015年9月

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