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カネカ、インドネシアに加工油脂製造の新工場

2019年1月9日

 カネカ(東京都港区)は8日、インドネシア子会社のPT. Kaneka Foods Indonesiaが加工油脂製品の新工場を建設すると発表した。

 今回、市場拡大が続くインドネシアでの製菓・製パン素材の事業拡大を目的として、フィリング製品やマーガリンなどを中心に生産能力を約5倍の年間15,000トンに引き上げる。新工場は昨年12月に着工しており、2020年春の稼動を予定している。

 インドネシア及びアジア地域は人口増加とそれに伴う中間・高所得層の増加を背景として、製菓・製パン市場は拡大し、特にインドネシアはパン消費量が年平均5%増加するなど日本のパン食文化が広まっている。

 今後、マーガリンなどの新製品の開発、拡販や、パンや菓子などの商品提案、顧客の製造サポートなど、顧客ニーズに合わせたソリューション提供を強化することで、事業展開を加速させる。また、アジア市場へ日本のパン・菓子文化を広め、早期に売上100億円を目指す。

■ 新工場概要

会社名:PT. Kaneka Foods Indonesia
所在地:インドネシア共和国カラワン県
投資額:約50億円
事業内容:フィリング製品及び加工油脂製品を中心とした製菓・製パン素材の製造販売
生産能力:15,000トン/年
着工:2018年12月
稼働開始予定:2020年春

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