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ESR、三重県木曽岬町に中京圏最大の物流施設/270億円投資

2020年1月14日

 ESRは10日、三重県桑名郡木曽岬町に中京圏最大の物流施設「ESR弥富木曽岬ディストリビューションセンター」を建設すると発表した。

 開発予定地は木曽岬干拓地工業用地の第一期分譲区域内に位置し、ESRとして全国で28件目・中京圏で5件目のプロジェクトで、総投資額は約270億円を見込む。

 施設は、地上4階建て、1階から3階まで各階に直接乗り入れ可能な上り下り専用のランプウェイ式で、より多種多様な荷主に対応でき、物流運営の効率性を重視した汎用性の高い物流施設を計画している。

 また、倉庫、事務所、共用部へのLED照明の採用、敷地内の充実した緑化計画、太陽光パネルの設置、断熱性の高いサンドウィッチパネルの採用など環境維持にも取り組み、CASBEEランクを取得予定。非常用自家発電機を導入し、入居企業のBCP(事業継続計画)にも配慮する予定。

■ 物流施設概要

名称:ESR弥富木曽岬ディストリビューションセンター
所在地:三重県桑名郡木曽岬町新輪1丁目3番4
総投資額:約270億円
敷地面積:79,095㎡(23,926坪)
延床面積:153,092㎡(46,310坪)
構造:地上4階建て耐震・耐火建築物RC+S造
用途地域:市街化調整区域(木曽岬干拓北部地区地区計画)、名古屋市中心部まで25km/名古屋港鍋田埠頭コンテナターミナルまで13km/中部国際空港セントレアまで46km
着工予定:2020年12月
竣工予定:2022年4月末

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