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会川鉄工、福島県いわき市に風力発電設備の新工場

2016年12月8日

 風力発電用のタワーや太陽光発電架構など製造する会川鉄工(福島県いわき市)は、いわき市四倉町芳ノ沢に新工場を建設する。

 いわき四倉中核工業団地内に約10億円を投じて、風力発電設備製造の専用工場を建設する計画。敷地面積は18,098㎡。延床面積は2,280㎡の鉄骨造2階建。2017年6月の稼働開始を予定する。

 福島県は復興の柱のひとつとして再生可能エネルギー導入推進を位置づけ、2040年を目途に県内エネルギー需要相当分以上を再生可能エネルギーで生み出すという目標を掲げており、2015年7月には「福島県再生可能エネルギー復興推進協議会」を設立するなど、再生エネルギー関連産業の集積を目指している。

 工場建設にあたって、資金の一部に「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金」などを活用する予定。

■ 新工場概要

所在地:福島県いわき市四倉町芳ノ沢1-30
投資額:約10億円
敷地面積:18,098㎡
延床面積:2,280㎡
構造:鉄骨造2階建
稼働開始予定:2017年6月

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