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万象ホールディングス、福島県富岡町に新工場/ロックウールを生産

2015年7月16日

 耐火・断熱材の販売施工を手掛ける万象ホールディングス(本社:東京都)は福島県富岡町に新工場を建設する。

 ロックウールは耐熱性に優れた綿状の人造鉱物繊維。住宅やビルの耐火材などに用いられ、近年は東日本大震災の被災地を中心に需要が拡大。小名浜、相馬両港の中間点に位置することや、常磐自動車道へのアクセスの良さ、首都圏から近いことから同町に進出を決めた。

 同社は2005年に創業した耐火材・断熱材の販売会社まく象を中心とした持ち株会社で、他に施工会社などを傘下に持っている。

 投資額は約45億円、敷地面積は20,000㎡(町からの借り受け)、建屋面積は約7,500㎡、2016年春頃着工、2017年内の操業開始を予定する。

■ 新工場概要

所在地:福島県双葉郡富岡町・富岡工業団地内
投資額:約45億円
敷地面積:20,000㎡(町からの借用地)
建屋面積:約7,500㎡
生産品目:ロックウール
新規雇用予定:40名程度
着工開始予定:2016年春頃
操業開始予定:2017年内

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