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伊藤ハム、鹿児島・大崎町に新工場/20年4月着工

2020年1月31日

 伊藤ハムは29日、三菱商事ライフサイエンスとの共同出資により、畜肉エキスや調味料製品を製造する九州エキス(株)を設立(2019年11月1日)し、新工場を建設すると発表した。

 九州エキスは、伊藤ハムグループ会社の隣接地に建設する。グループ会社や近隣の食肉加工場から新鮮な国産原料(豚骨、牛骨、鶏骨など)を調達し、畜肉エキスや調味料製品を製造する。

 今回、女性の社会進出や共働き世帯の増加など、近年の人口動態・社会構造の変化により伸長している中食・外食市場で使用されるエキス調味料の需要拡大に対応するため、新工場の建設を決定した。

■ 新工場概要

会社名:九州エキス(株)
出資比率:伊藤ハム50%、三菱商事ライフサイエンス50%
名称:九州エキス(株)本社工場
所在地:鹿児島県曾於郡大崎町菱田3689番地
投資額:約30億円
土地面積:12,000㎡
延床面積:4,300㎡
構造:地下2階(鉄骨造)
生産品目:畜肉エキス(加塩濃縮品)、調味料製品(たれつゆ・ソース、ラーメンスープなど)
生産能力:約4,000トン/年
着工予定:2020年4月
稼働開始予定:2021年4月

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