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東芝エレベータ、山梨県上野原市に昇降機の評価センター

2022年9月12日

 東芝エレベータは5日、山梨県上野原市の製造拠点内に信頼性試験の実施と評価を行う「信頼性評価センター」を新設したと発表した。

 同施設は、昇降機の開発品質向上と信頼性評価機能の強化・拡大を目的に設置さる。2020年度の下期に着工しており、設備を順次稼働させながら2023年度の完成を予定している。

 新設された信頼性評価センターでは、建築面積693㎡、建物高さ約20mの実機試験棟を増設し、高揚程エスカレーターとエレベーターの安全装置の評価を行う。また、既存建屋内にも新たなエレベーターとエスカレーターの試験塔や、ソフトウエアシミュレーター試験室等の設備を導入した。さらに、同社の府中市や姫路市の拠点から評価技術者を集結させ、環境に配慮した商品や、DXの推進による商品の開発品質向上を図る。

■ 設備投資概要

名称:信頼性評価センター
所在地:山梨県上野原市上野原8154-10(上野原事業所)
建築面積:693㎡
建物高さ:約20m
着工:2020年度下期
完成予定:2023年度

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