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東洋刃物、宮城県富谷市に新工場/情報産業用刃物増産

2023年4月17日

 総合刃物メーカーの東洋刃物(宮城県富谷市)は13日、事業製品の中核である情報産業用刃物「Micro Slitter Knife」(以下:MS)の増産に向けて、本社敷地内に新工場を建設すると発表した。

 新工場は、鉄骨造一部2階建てで、延べ床面積は約4355㎡。自動化など最新の機能を備える設備を導入し、ショールーム、食堂、リフレッシュルームなども設ける。事業費は約11億円。

 MSは、電気自動車やスマートフォン等に組み込まれるリチウムイオン電池、特殊フィルムの切断に主に用いられる。同社は昨年8月、フェローテックホールディングスの子会社となり、2025年には創立100周年を迎える。今後もグループ各社とのシナジーにより、事業成長につながる投資を展開していく。

■ 新工場概要

名称:新MS棟(仮称)
所在地:宮城県富谷市富谷日渡34番地11(本社敷地内)
事業費:約11億円
延べ床面積:約4355㎡
構造::鉄骨造一部2階建て
地鎮祭:2023年4月12日
着工予定:2023年5月
竣工予定:2023年11月
操業予定:2023年12月

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