キッコーマンは21日、千葉県野田市に建設していた「キッコーマンフードテック 本社工場食品棟」が竣工したと発表した。

　新工場棟は、販売が好調なしょうゆ関連調味料事業の生産体制強化を柱とする、国内調味料事業の生産体制を再構築する方針に従って建設された。IoTを活用した生産システムや立体自動倉庫等の導入によるスマート化を進め、生産性の大幅な向上を図る。

　また、顧客からの食の安全・安心ニーズに応えるため、FSSC22000（食品安全システム）を最大限に活かせる建物仕様と生産プロセスを構築した。加えて、環境に配慮し、エネルギー効率の向上や省エネ機器の導入、再生可能エネルギーの活用等により、CO2排出量の削減と水使用量の低減を図る。