クレハ、中国でフッ化ビニリデン樹脂の増産

2021年7月26日

 クレハは20日、子会社の呉羽(常熟)フッ素材料有限公司がフッ化ビニリデン樹脂(以下:PVDF)の製造設備を増強すると発表した。

 PVDFはリチウムイオン二次電池(以下:LiB)用バインダーや一般産業用エンジニアリング・プラスチックとして使用されているが、近年では各国の環境政策への対応からEV、HEV、PHEV等、車載用LiB向けの需要が急速に拡大している。

 現在クレハグループでは、いわき事業所に年産約6,000トン、同子会社に年産約5,000トンの製造設備を保有しているが、顧客からの供給拡大の要請に対応するための検討を行っていた。

 今回の設備増強により、2022年1月に完成予定のいわき事業所PVDF設備の増強工事に加えて、年々高まるLiB市場からの需要に対応する。

■ 設備投資概要

会社名:呉羽(常熟)フッ素材料有限公司
所在地:中国・江蘇省常熟市新材料産業園区内
取得資産:設備及び建屋
事業内容:フッ化ビニリデン樹脂の製造
増強規模:約10,000トン/年(第一期)
完工予定:2024年春頃
稼働時期:2024年夏頃

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