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本田技研工業、米国にEV用バッテリーの新工場

2022年8月30日

 本田技研工業は29日、韓国電池大手のLGエナジーソリューション(以下:LGES)と北米で生産販売されるHondaとAcuraのEV用リチウムイオンバッテリーを米国で生産する合弁会社の設立に合意し、新工場を建設すると発表した。

 新たな合弁会社は、関連当局の承認やその他の手続きを経て、2022年中に設立される予定。この合意に基づき、LGESとHondaは総額約44億USドルを投資し、米国に生産工場を建設する。

 今後、建設地の確定を経て、2023年初頭に着工し、2025年中の量産開始を予定している。この工場で生産されるリチウムイオンバッテリーは、全量がHondaの北米工場へ供給される予定であり、生産能力は最大約40GWhを目指す。

 両社は、急速に成長する北米の電動化市場において、タイムリーで安定的にバッテリーを現地調達することが重要との共通認識に基づき、今回の合意に至ったとしている。

■ 新工場概要

所在地:米国
投資額:約44億USドル(約6100億円)
生産品目:リチウムイオンバッテリー
生産能力:最大約40GWh
着工予定:2023年初頭
量産開始予定:2025年中

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