工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

ARCALIS、福島県南相馬市にmRNA新工場

2023年8月7日

アクセリードは4日、グループ会社のARCALISが福島県南相馬市に建設中のメッセンジャーRNA(mRNA)医薬品原薬新工場が完成し、竣工式を行ったと発表した。

 新工場は、現行医薬品適正製造基準(cGMP)を満たし、世界最先端の製造管理、品質管理システムを備えるなど、mRNA医薬品用の原薬を高効率かつ高品質で製造し、顧客の多様なニーズに対応していく。

 新工場は、延床面積7,252㎡の鉄骨造5階建で高さは36メートル。mRNAとLNPバルクを製造し、生産能力は原薬で年間最大5kg。海外向けにも製造が可能となっている。施工・設計・管理は大林組が担当した。本格稼働開始は8月中を予定している。

■ 新工場概要

名称:(株)ARCALIS 南相馬事業所 原薬棟
住所:福島県南相馬市原町区下太田字川内廹320番20
建築面積:1,933㎡
延床面積:7,252㎡
構造:鉄骨造 5階建て免震構造(36メートル)
工場設備概要:最先端の医薬品であるmRNAを製造するために必要な製造設備を有し、cGMPにも準拠して海外向けにも製造可能
製造品目:mRNAとLNPバルク
生産能力:原薬で年間最大5kg
施工・設計・管理:大林組
竣工式:2023年8月4日
本格稼働予定:2023年8月

このエントリーをはてなブックマークに追加