日本発条、インドでモーターコアの増産
2025年11月20日
日本発条は12日、モーターコア事業拡大のためインド拠点で設備投資を行うと発表した。
インドにおける自動車の電動化需要が年々増加し、モーターに使用されるモーターコアの需要拡大が見込まれることから、インド拠点での生産体制を整備する。現工場を改築し、新たにモーターコア生産体制を構築することで、グローバル生産体制の強化と精密事業の売上拡大を図る。
今回の投資では、工場の改築とプレスラインなどの設備導入に約15億円を投じる。さらに、将来的には工場の増築や追加設備の導入を含め、2030年までに総額約100億円を投資する計画。投資対象はインド・マハーラーシュトラ州チャトラパティ・サンバジナガルのNHKオートモーティブコンポーネンツインディア(株)で、改築完了は2026年7月を予定している。
■ 設備投資概要
対象拠点:NHKオートモーティブコンポーネンツインディア(株)
所在地:インド共和国マハーラーシュトラ州チャトラパティ・サンバジナガル(旧オーランガバード)
投資額:約15億円(今後の投資も含め2030年までの投資総額は約100億円を予定)
生産品目:モーターコア
改築完了予定:2026年7月
