岩谷産業、千葉で液化炭酸ガスの増産

2020年4月21日

 岩谷産業は20日、千葉県にある液化炭酸ガス製造設備の製造能力を2倍に増強すると発表した。

 同社は、国内の石油精製やアンモニア製造などの化学プラントから副生された高純度の炭酸ガスを原料に、液化・精製の過程を経て市場へ販売している。

 しかし、昨今の石油化学製品の生産量減少により、需要が増加する夏場を中心に炭酸ガスの原料を十分に確保することが困難な状況となっている。そのため、遠方の液化炭酸プラントからの長距離輸送や、炭酸ガスを原料とするドライアイスの輸入調達などの対応を余儀なくされている。

 また、炭酸ガスについては炭酸飲料向けや菜園向けの需要増が今後も見込まれることから、全国の顧客への安定供給を図るため、主力拠点である岩谷瓦斯 千葉工場で液化炭酸ガス製造設備の増設を行う。

 原料ガスについては従来通り、コスモ石油 千葉製油所で発生する炭酸ガスを有効利用する。

■ 設備投資概要

所在地:千葉県市原市五井海岸5-3(岩谷瓦斯(株)千葉工場)
生産品目:液化炭酸ガス
生産能力:約43,000t/年(既設プラントを含めると最大86,000t/年)
貯槽量:総貯蔵量1,100t(200t×2基 , 100t×7基)
稼働開始予定:2021年7月

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