カネカ、ベトナムに医療用カテーテルの新工場

2020年9月25日

 カネカは23日、グループ会社のカネカメディカルベトナムが新工場を建設すると発表した。

 カネカは心臓・末梢血管疾患や脳血管疾患の治療デバイスである血管内治療用カテーテル、消化管がんの治療に用いる消化器用医療機器、不整脈検査用の電極カテ―テルなどの医療用カテーテルを、日本とベトナムで生産している。

 今回、グローバルに拡大する需要に対応するため、ベトナム工場の生産能力を大幅に引き上げる。既存工場の隣接地に新工場を建設し、生産能力を約3倍に拡大する。投資額は約10億円で、2022年1月の稼働を予定している。

 近年、先進国を中心に高齢化が進行し、三大疾病(心疾患、脳疾患、がん)の患者数が増加している。医療用カテーテルを用いた手術は、患者への負担が少ない治療法(低侵襲な治療法)であることから、グローバルに市場規模が拡大していく見通し。

 カネカのインターベンション事業では、昨年発売した新型の脳動脈瘤塞栓コイルに続き、バルーン部分に心臓血管の再狭窄を抑制する薬を塗布したドラッグコーティッドバルーンカテーテルなどの新製品を今後も積極的に市場に投入する。また、米国・アジアといった海外市場への展開を強化することにより、2025年のMedical Solutions Vehicleの売上高1,000億円を目指す。

■ 新工場概要

会社名:カネカメディカルベトナム
所在地:ベトナム・ビンズン省
投資額:約10億円
事業内容:医療用カテーテル製品の組立加工
生産能力:現状の約3倍
稼働開始予定:2022年1月

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