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リープトンエナジー、中国の新工場が竣工

2021年1月27日

 太陽光発電システムを製造するリープトンエナジーはこのほど、中国江蘇省常熟市に建設を進めていた新工場が竣工したと発表した。

 工場内は、今後業界の主流となることが予想される182セルの生産ラインを新設し、量産体制に入る。オートメーション化された工場で大量生産することでコストダウンが図れ、高品質で優れた性能のモジュールを低価格で供給する。同工場は今後更に工場建設を進め、全体の工場建設プロジェクトとしては合計5GW規模になる予定。

 現在、世界の多くの国がコロナウイルスによる都市封鎖等により、電力需要が減少。石油、石炭、天然ガスなどの電力資源は需要を下げたが、電力資源としての風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーは、その出力が需要の影響をほとんど受けないため、発電における割合を押し上げる結果となり、利用は増加に転じている。

 日本政府も、2050年に温室効果ガス排出ゼロを目指すことを表明しており、脱炭素への動きが加速すると思われる。今後も同社では「再生可能エネルギーの主力電源化」に向け太陽光発電の普及を目指す。

■ 新工場概要

工場名称:Leapton Solar(Changshu)Co.,Ltd.
所在地:中国江蘇省常熟市虞山
敷地面積:約280,000㎡
生産品目:太陽電池モジュール
延床面積:工場棟 13,328㎡(2階建て)
    :事務/研究開発棟 3,083㎡(4階建て)
生産能力:1.5GW/年
屋根上発電施設:1.5MW
敷地内緑化:15%以上
着工:2020年3月
竣工:2021年1月
本格稼働:2021年1月

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