萩原工業、米・テキサス州の新工場稼働
2025年10月2日
萩原工業は9月26日、米国で建設していた新工場が稼働を開始し、開業式を行ったと発表した。
新工場は子会社ハギハラ・インダストリーズ・マッカレンが果物や野菜の包装資材「メルタック」を製造し、隣接する顧客工場へ納入するために建設された。
従来は日本国内工場で製造し輸出していたが、新工場への生産移管により、海上物流の混乱やコスト高騰、通商政策の変更といったリスクを回避し、安定供給が可能となった。今回の新工場開業を機に、メルタックをはじめとする製品の海外販売拡大を進めていく。
■ 新工場概要
運営:ハギハラ・インダストリーズ・マッカレン社(同社100%子会社)
所在地:アメリカ合衆国テキサス州マッカレン
投資額:約14億円
延床面積:約3,100㎡(土地・建物は賃借)
開業式:2025年9月25日