日本オーチス・エレベータ、千葉県山武郡にテクニカルセンター開設
2024年3月1日
日本オーチス・エレベータは2月29日、日本オーチスロジスティックス&エンジニアリングセンター(千葉県山武郡、以下:NOLEC)の敷地内に、テクニカルトレーニングセンターを開設すると発表した。
2020年以降、工事部員として日本オーチスに入社した社員がおよそ32%増加しており、さらなるキャパシティを確保することや将来を見据えた社員の技術力向上と、施工の協力会社への教育支援を拡充させる。既存のテクニカルトレーニングセンターは今後も活用する予定。
新棟は、床面積192㎡の4階建て。既存のテクニカルトレーニングセンターに隣接する建屋内には5本のエレベーターの昇降路を設置する。その5本の内3本は機械室を備えた昇降路であり、改修工事におけるトレーニングが可能になる。その他、溶接技術の向上に向けた講義室も備える。また、「eView」エレベーター映像表示システムや、エレベーターとロボットとの連携、IoTベースのリモートメンテナンス・ソリューションである「OtisONE」サービスといったデジタルをベースにしたサービスのスキル習得も効率的にサポートする。
その他、同テクニカルトレーニングセンターの屋上にはソーラーパネルを設置し、ソーラーパネルから得た電力をNOLEC内で活用することで、温室効果ガスの排出量削減を目指す。
■ 施設概要
所在地:千葉県山武郡芝山町小池2700-1(日本オーチスロジスティックス&エンジニアリングセンター)
延床面積:192㎡
構造:4階建て
開所予定:2025年6月