ダイフク、米国インディアナ州の新工場完成
2025年9月19日
ダイフクは11日、米国子会社Daifuku Intralogistics America Corporationが米国インディアナ州ホバート市で建設を進めていた新工場棟が完成したと発表した。
ダイフクは2020年に同市で工場を新設し生産能力を増強したが、北米での人手不足や人件費の上昇を背景に自動化需要が一層拡大しており、生産体制の強化が急務となっていた。このため約50億円を投資し、既存工場に隣接して新工場棟を整備した。
新工場は10月に稼働を開始し、生産能力は従来の2倍となる。物流センターや工場向けのマテリアルハンドリングシステムの供給力を高め、需要増に迅速に対応することで北米における事業拡大を進める。今後は自動化システムの導入も進め、生産効率の向上と納期短縮を図る。
■ 新工場概要
所在地:6300 Northwind Parkway, Hobart, IN 46342 U.S.
投資額:3,500万米ドル(約50億円)※換算レート1米ドル=148円
敷地面積:約17万8,000㎡
建築面積:約2万5,000㎡(既存工場棟:約3万㎡)
生産品目:コンベヤやソーターなどのマテリアルハンドリングシステム
生産能力:従来の2倍
着工:2024年4月
稼働予定:2025年10月